mizutama flower は NFTアートを作ってみたいから始まりました。
よくなぜこんな作品をつくってる?とよく聞かれるようになってきました。もともとはデザイナーの仕事をしていたのですが、いつの間にやらシステムなどの仕事にかかわるようになり最新の技術に触れる機会が増えるという幸運に恵まれました。そこでNFTやブロックチェーンの技術を知り興味を持ち調べていると…、最近は個人でも作品としてデジタルデータの作品ができるのかー、と、そんなことを思っているとムクムクと作ってみたい気持ちがわいてくる、わいてくる。
毎週買っていた花が枯れてきているのを見ていて、水に浸すともう一度花咲くのでないか?そんなことを思っていたのと、この形を作ってみたいという軽い動機で、水を固めて中に花を入れた作品を作り始めました。
そうして作った作品は花が少しだけ瑞々しさを取り戻したように見えて、ちょっと嬉しい気持ちになる作品が出来上がり「mizutama」と呼ぶことにしました。水を固めて植物を活けている「mizutama」はすぐに劣化し始めるような作品ですが、その再度花開く一瞬を永続的なデジタルデータにすることが面白く、一つのコンセプトになっていきました。そんな流れでNFTアートとしての意味がそこに生まれました。動機としては軽くても続けているとコンセプトになるものですね。また、せっかくなので花言葉を調べていると、これまたたくさんの意味が込められてたので、ひとつひとつの「mizutama」に2つ以上の花を入れて花言葉を作っていくことにしました。
そんなこんなで、朽ちていく花をもう一度咲かせ新しい意味を作っていくことをコンセプトとした「mizutama flower」という作品が生まれました。いろいろ長々と書きましたが、そんなことはごちゃごちゃしたことは知らんが、なんかきれいな作品かも、と楽しんでいただけますと幸いです。
今後ECサイトなども制作予定。気長にお待ちいただけますと幸いです
プロフィール
mizutama flower
徳島県でタウン情報誌のデザイナーとして勤務、のち東京でデザイナー、アートディレクターとして食品関連・主に撮影のディレクション等に携わる。その後、業務効率化・自動化などに携わり最新の技術に触れる。その過程で最新の技術の勉強のためNFT アート「mizutama」を開始。新たに得たデザイン以外の知見などを活用し再びデザイナーとして活動するため2023 年徳島で活動を開始する。
中守 生和 NAKAMORI MIWA (JOE)
リメイク塗装作家。東京生まれ。会社員を経て、独学でエイジング等の塗装技術を習得、2010年より活動。展示会・イベントの什器や装飾物、作家の作品展示用額縁などを制作。また、塗装した物や植物を使用した店舗や個人宅の空間コーディネートも行う。